これが政治家か～麻生太郎さんの講演を聞いて～
10連休満喫してます。ゆとりゆとり人には言ってますが、まぁ実際ゆとりなんですが、だからこそ今しかできないことをやっておこうと思います。
結論だけ先に書くと麻生太郎さんの話のすごいと思ったところは多分一言でいうと「おぉ！」と思わせることだと思うのです。
で、そのためにやっていたことが、
①人をちょっとおちょくっておいて、本質(しかも結構行動ベースの強み)に入る。
②変に良い人を飾らない。組織の問題を公にする。
③成果だけでなく、どう考えたか、どう行動したかを明らかにする。
④少し雑学を入れてみる。
⑤堂々と、自信をもつ。
じゃないかなぁと思うのです。というわけでないように入っていきます。
この看板をたまたま駅前でみかけたので、理由とか特に何も調べずに行ってきました。行ってみたら、5月12日に行われるさいたま市長選の総決起大会でした。
自民党・公明党の色んな人が「一緒にがんばるんだ！おー！！」ということを声高に叫んでおられました。人はそれぞれ立場があるので、そういうものだと思います。ぶっちゃけ何もその時間に関しては聞いてる方は印象には残らなかったですが、きっと大事なんでしょう。
市長候補の構想も
「それ、どうやって実現するの？なんでも良いこと言おうとしてない？」
と聞こえてしまいますが、きっと候補者というのはそれでよいんだと思います。
そして、最後に真打が登場しました。
スタートから「テレビで見るより良い男でしょ？」で始まります。
たしかに、あんな格好にあうのあなただけです。。
そこからしばらくは市長選挙には関係なく進んでいきます。国政のこと。今回の総選挙で自民党が勝ったこと。また、政治のからくり等も披露してくれます。歴史になぞらえたさいたま市誕生の話。(戊辰戦争の時の官軍についた県は県庁所在地名と県の名前が一致)
といった形でうんちくも披露していきます。(後で調べてみたら廃藩置県の際の名称は未だに論争となっており、さいたま市に8年前から加わった岩槻市の事は触れていないといったようなヌケもありましたがきっとそれもご愛嬌)
そして、最後になぜ長沼つよしが公約を実現できるかというものに対して、
「人を使うのがうまい。ずるい。それこそが実行力。」と言い切ります。
この場に引っ張り出された自分をネタにして、自分をもまきこんでしまうこと、色んな国会議員に応援演説させること、財務省とのコネがあること。。。
「あぁこの人ってがんばるとかきれいな話はするけど、こうやって実行していく人なんだなぁ。ずるい人は一見良く見られないけどそれは本当は仕事できる人なんじゃないか。そういう巻き込み力こそが実行力かもなぁ。」
なんて、聴衆を思わせちゃってる時点で目的達成でしょうね。
選挙でその人に入れるかどうかはわかりませんが、すごく良い話が聞けた空間なのでした。
