過去と未来を考えること
僕にとっては過去と未来を良いバランスに保つことが重要だと思う。
大事なのは結局「今」だ!と最近良く色んなところで今の大事さを強調されますが、僕にとって今を生きることは過去と未来を見つめることかもしれないのです。
というのも、最近思っていることがありまして。今のこの新入社員と言う状況を大学一年生の頃と少し重ねています。そして結論からいうと「気持ちとか未来の意識とかだけじゃ失敗を繰り返すだけだよ。」って自分に言い聞かせています。というか言い聞かせたいです。
最近はすごく「歴史は繰り返される」と思うのです。これ、ほんとに。失敗から学ぶ姿勢が自分にはてんで足りないと思う。
今の状況を重ねると、大学入学と新社会人として。
今だから書くが、実は筑波の社工のセンター試験の順位提出した範囲では1位だったのだ。二次はさんざんな成績だったが、その事実が僕を調子に乗らせた。最初の頃にあった簡単なHP作成授業や微積分を簡単にこなし、授業の難易度が上がってきていることに気付かずに、気付いた頃にはバイトとかにかまけてキャッチアップしなくなっていた。(統計学とかプログラミングとか)
過去は振り返れないのだが、この経験はきっと忘れてはいけないんだと思う。ただでさえ自分は自己認識が大きい。社会より自分が大きく見える性質だけに。できんだろそんなのって心のどこかで思っている。「あーはいはい。」って
今の状況もきっとそうだ。
内定は割と早い方で出たみたいで、しかも内定したあとの方が色々と挑戦はしたつもりでいる(失敗だらけだけど人間は過去を美化するものだが。)。しかも、今やっている仕事はお仕事体験ということでそこまで体力、知力、精神力ともに極限まで使う仕事ではない。そんな時にまたこいつが顔を出すのだ。
「ちょっと実は俺割とスペック高いかもしんないから、まぁ余裕っしょ。それ知ってるし。あー分かったよ。はいはい。」
スペック高いわけがないのだ。これが自己認識の大きさなのだろう。ベスキャリやってできなかったこと。インターン最後までできなかったこと。できなかったことだらけの4年生だったじゃないか。
そして、結局大学生活は学業はその2つが最後まで最初になめてかかったことを後悔している。だから、今から勉強するという選択肢もあるとは思う。
でも、それよりも今大事なことは、どんな仕事もナメズにコツコツやらないと何も身にならないんだってこと。失敗から学んで謙虚にこつこつ、かつ未来を見据えて意欲高く貪欲に。きっとこう思うことが自分にとっては大事なのだ。大事だと気付いていながら実行できない自分には苛立つが、そういうこともしっかりと書いていこうと思う。
今書いていて昨日いただいた先生のメールがなんだか繋がった。
「新しいことを学ぶ上では、焦らず、慌てず、急がずで。3歩進んだら2歩戻って、再度、復習する。基礎と基本を大切にしてください。」
「トップに出ることを、同期に差をつけることを目的にするのではなく、しっかりと、基礎と基本を固めてください。そうすることで、自然に、トップに出ていけます。」
今は基礎と基本を体験するとき。実務の基礎というよりも現場の、仕事の根幹を形成する基礎だと思う。やる業務は不思議なものばかりだが。考え方とか。考える癖とか。
なんだか、書いてみたら少し落ち着いた。落ち着くとともに難しいことも文字にすると本当に簡単なことに見えてしまうことにも気付くが。
このエントリーはちゃんと読み返そう。