説明するための理由づけとスピード感
おはようございます。最近こんな話をよく聞きますね。
「スピード感をもってやろう。」
「無駄なドキュメントを作っている時間を省いて少しでもユーザに早く届けよう。」
なんだか、スピード感というワードがすごく、とくにベンチャー界隈で聞かれるように感じます。最近はうちのような大きな組織でもそういった話題が出てきます。
一方で、今うちでやっている会議資料の作成などは、何度かの手直しを経て「説明するための理由づけ」や「関係部署に仁義を切っておく。」みたいなことが割と重要だということが分かってきました。
その分やろうと決めて実行するまでのスピードはどうしてもかかってしまいます。
また、システム開発においてもプログラムを修正して、走らせることへの工数よりも仕様書やテストケースのドキュメント作成の方に多くの工数がかかっていたりします。
その分、しっかりとテストして、ほかに影響がないかとか精査できるのですが。
このスピード感と、やりこむ感覚が組織それぞれなのかなと思います。
もちろんこの2つを両立できる人になるのが一番だと思うのですが。
スピード感=ただはやい というわけではなく、
スピード感=相手にとって必要なことを素早く読み取り形にすること。
のほうが、しっくりくるような。
そして、この相手はユーザなのか管理者なのか、パートナーなのかに対してで変わってくるのでしょうか。
自分に置き換えてみると、作業はただはやくやってしまうことはあっても、相手を動かすようなスピード感なんて想像すらできていませんw
ほかの人にとってはどんな感覚なんだろうか。