コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

決定すること。(その決定って必要なの?)

 おはようございます。月曜日からずーっと悶々と考え続けていたことですが、

 そうです。ベスキャリの審査員の話です。

 

 今回絶対評価でお金を渡す。という形式は良かったんじゃないかな。と、改めて思います。この仕組みを継続させられたら素晴らしいですね。

 というわけで、今回は今までのビジコンとは大きく前提が変わったんですよね。

 

 大きく変わったものに、変わるべき人たちは変われていたのでしょうか。

 

 これに尽きるのかもしれません。

 

 今回、SW賞という立ち位置(細かく聞いてないので想像込みですが)からして、

 「とりあえずベスキャリ(SW)が主催でやってるから、賞出したほうがいいよね。」

 

 っていう共通の暗黙知で進んでいたんじゃないでしょうか。

 そして、それによって審査基準はあっても決定基準が曖昧だったから(一部の人では確信的だったみたいですが)このもやもやを生んでいるんじゃないでしょうか。

 

 企業の視点でいえばもう単純に

 「そのプランをやりたいと思ったか。」

 を基準にすればよいと思います。

 

 じゃぁ、SW側で評価できるものってなんだったんだろう?

 というか、SWもしくはベスキャリ側で拾ってあげる、掬ってあげるべきことってなんなんだろう。という視点で考えてみようと思いました。

 それはそもそも必要なかった!って場合もあるし、

 「体裁としてSWが一つの賞を上げよう。」

 っていうのは、所詮協力者でしかない自分たちには難しいと思うのです。

 プログラムを作った代の背景もちがければ、価値観も違う。そんな人たちが一つの決定をするために必要な時間はきっとあんな程度じゃなかったんだと思います。

 

 ビジコンの目的の大前提である

 ①ストレッチしたか。

 ②チーム全員で向き合ったか。

 ③現実と向き合ったか。

 なんでこれを評価できなかったんだろう。

 プランの価値が相手企業に与えたインパクトであるならば、そこはクリアしていると思う。改めて内定先とはいえよく4社も集めたなぁという印象。すごい。

 

 では、ほかの軸は?

 ○どれだけプランを深く考えることができたか。
 →少なくとも何をもって「深く」とするのかがまず人それぞれである。

 ○中間からの変化率。 →正直この指標は微妙だと思ってる。テーマ変えればそれでいいみたいな空気。

 ○上記①~③の評価 →とはいえ、なかなか可視化できない。
 

 今までのビジコンて相手のことを考えて、相手が(できればいますぐ)やりたいと思ったものを採択するという印象でしたが、今回はちょっと趣が変わったんじゃないでしょうか。

 

 SW特別賞。(実質的な優勝)

 

 この言葉のもつ曖昧さと体裁に踊らされたのかもしれません。