コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

2013.04.18 淡路島11日目〜もしや、、これが、、分裂。。〜

 こんばんは。今日の勤務が終わって淡路島での勤務もあと3日です。

 そういえば今週の土日の予定を全く考えていない。。土曜日は四国の方に行ってみようかな。なんてたって僕は自転車を手に入れたからね^^

 

 はい、今日は午前中に牛の競りをみて、午後は共済連の方に同行して地震被害の査定の見学をさせてもらいました。

 

 というわけで、まずは牛の競りの見学。今日競りにかけられた牛はなんと500頭。皆8歳ぐらいの牛でこれから2年〜3年かけて神戸牛とかに育っていくのだそうです。しかし、500頭は圧巻でした。。

 

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 その一頭づつが体重と体高を測られ一匹ずつ競りで値段がついていきます。今回出品された牛の値段は30万〜50万といったところでした。この500頭の牛を出品している酪農家さんは350戸ほどだそう。一人で10頭ぐらい出している方もいるそうですが、むしろ一人で10頭ぐらいださないと経営回らないんじゃないか。。とも思うのです。

 実際に出品者はほとんどが高齢者でした。高齢者の雇用と言う前向きな見方をすれば古き良き時代の名残かもしれませんが、経済的な循環としてはやはり小規模は苦戦を強いられるのではないかなというのが正直なところです。

 なんでも10年前は今の2倍の値段ぐらいで取引されていたそうですからね。最近は品種改良等もあって全国的に種牛の品質と価格の差が小さくなってきているみたいです。独自性を追いかけつつも技術発展の弊害と言うか。難しい問題ですね。日本という一つのくくりで言えば確実に品種改良と技術発展がリンクしているとのことなんでしょうが。。

 

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 そんな午前中を終えて、午後へ。

 午後は一転して共済連の方に同行して地震被害の調査です。平たく言うと組合員の方の家を回って、被害状況を聞き、実際に被害状況をみて、保険の査定を行うのです。あんまり被害ないと思ってましたが、壁に結構大きなひびが入っていたり、障子がずれていたり、色々と被害はありました。瓦が落ちたところもやはりあり、今回の地震による被害はあったのだと、なんだか気が引き締まった気分でした。

 

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 が、問題はここから。途中で飽きたのです。まぁ飽きたとか言ってちゃ行けないんですが、こういう気を使う見学は疲れますね。

 そんなときはだいたい無駄なことを考えるものです。

 

 「なんで、今僕はこの状況を前向きにとらえられないんだ?」

 

 そんなときは、色んな自分が声をかけてきます。

 「思えば色んな経験が最初は楽しかったけど、全然何も深められてない。どこに軸を置いて仕事をするのか、はやく当事者になって仕事したい。」

 「そもそもこれ全農の事業じゃないしね。。」

 「いやいや、せっかく同行させてもらってるんだからしっかりやれよ!」

 「でも、この状況まじ僕やることないんですけど。。」

 

 そして、こういう自問自答をしているときはなんだか疲労感が襲って来るのです。

 まぁたまにはこういう時も必要だよね。

 

 というわけで淡路島の生活も残り1週間を切っているのです。

 がんばるぞー!