コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

変わるもの(時代の流れ)と変わらないもの

珍しく立て続けの投稿となります。

 

子供ができると、親との会話も変わってきます。必然的に自分が育った時はどうだったか(親が子育てしたときはどうだったか)を話すことが多くなります。

 

自分の父親は今振り返ってみても完全に仕事人間なのですが、平日は家事はほぼ何もせず朝から夜まで営業の仕事に従事していたようです。(母は専業主婦)一方で土日は車の運転が好きなこともありいろんなところに連れて行ったと(少し自慢げに)言っていました。

きっとこれは当時でいえばスタンダードな家庭だったのでしょう。

 

話が少し飛びますが1986年にに男女雇用機会均等法が施行されて、自分が生まれたのが1990年。なのであくまで日本でいえば生まれたときから男女の雇用機会が均等と定められていたという意味では日本の歴史上最初の世代と解釈できると思うのです。(もちろん、上の世代にも共働き家庭はたくさんありますが。)

 

そして最初の世代だからこそ、次のスタンダードモデルというかしっくりくる形を作っていくほうが良いと思うのです。あえてスタンダードモデルという言葉を使いましたが、これは各家庭で画一な役割分担があるという意味ではなく、そういったモデル式自体を構築していくことそのことこそがスタンダードなのかもしれません。

 

 

自分の妻の職業とも影響を受けていますが最近このあたりが活路になるのではないかと思っているのが、専門スキルとベーシックスキルを男女ともに併せ持っておく(もしくはそれを社会人3年目までに獲得する)ことが大事になってくるのではないかなということです。

これは何も専門的な職業につかなければならないというわけではなく、男女が雇用機会均等な環境において子供の心の安定を考え居住地に縛られないかつ自分自身のキャリア形成もしていくことの両立を目指していくことがその実現に近づくのではないだろうか。

また、一方でベーシックスキルは仕事や家事の進め方の段取りを理解・実践しておくことを指していて、子育ては様々なステークホルダーがいることになるのでどのようにそれらの人と付き合っていくか。また、そのことについて合意形成を図っていくスキルが必要とされると感じるのでこのあたりの力が必要になりそうです。

 

あれ、今会社社会で一般的に言われていることとあまり変わらないですね。

きっと、そういうことなのでしょう。