コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

メモ:心理学会っておもしろそう。

第77回日本心理学会が北海道で行われたそうで、そのまとめブログがおもしろかった。ちょっと引用してみて、個人的に思うことを書いてみます。

http://www.corylog.com/entry/2013/09/29/234032

 

  1. 転生願望法における大学生の対人関係特性
    あなたはトリ、犬、ネコ何に生まれ変わりたいですか?という質問に対する大学生の返答を統計処理した結果はネコが一番人気でした。ちなみにネコは自己中心性を表します。最近の大学生は自己中心的な人が増えているのかと言うことが伺われる研究。

    個人的コメント
    大学生は自己中心的な人が増えているというのもあるし、大学生の時が一番自己中心でいられる期間にも感じる。
    関連記事としてこんなのみつけた。僕は犬が好きか猫が好きかといわれると、人間が好きです。と、どちらともいえない返答をしておきましょう。
    http://allabout.co.jp/gm/gc/223622/

  2. 死別経験と人格発達
    動物の死などの死別経験は「つながりを大切にする。」「考え方が柔軟になった」などの人格発達に重要な役割を果たす。また、東日本大震災の死が身近か身近ではないかという問いに身近ではないと答えた群は身近と答えた群と比較して人格発達が未熟であったとの結果であった。

    個人的コメント
    これはある気がするなぁ。他者を究極的に受け入れるって相手の死を受け入れることな気がする。大切なものは失ってから気付くとかよくいうけど、自分にとってのだからこそ、失いたくないと強く思うし、その思い入れの分だけ、かなわなかったときに思いが具現化されて、それに耐えて、人格が形成されるのかもしれませんね。よーわからんけど。でも、強くなりすぎる必要はないと思います。

  3. 大学の専攻による協調性尺度等の得点の違い
    協調性の有無などをスコアリング化して文系と理系に分けています。結果は理系のほうが非協力的でいじめに加担した経験者が多いという結果であった。

    個人的コメント
    これはあんまり共感できないかも。どんないじめかにもよるけど、集団行動とかにそもそもあまり理系の人って興味ない気がする。(自分も含めて)

  4. 大学生のなまけ傾向と精神的健康の関連
    怠け傾向の強い学生は単位も取れないし、学校満足度も低い。また、なまけ傾向が持続すると無気力傾向になるので注意が必要。

    個人的コメント
    なまけ→無気力は賛成。自分もそうなるときよくある。むしろ外的圧力による無気力→なまけは成り立つのだろうか。

  5. パスワード生成に対する初期パスワードの影響
    初期パスワードを複雑にしたらパスワードをどのように設定するかを検討した調査。結論はパスワードは初期パスワードの複雑さに影響しないという結果。

    個人的コメント
    だんだん、簡単なパスワードにしてってしまっている気がする自分。。

  6. Twitterにおける中国人についての言説の計量テキスト分析
    ヘイトスピーチの分析。韓国を話題にした統計では「特権」「生活保護」「人権」などが高い関連性があったが、中国人に関しては「反日」「デモ」などが目立った。

    個人的コメント
    こういう分析とかもあるのか。やっぱり報道されるワードに大きく影響されている気がする。そりゃそうか。中国関連の報道のワード数と、この視聴者に与える印象、話題にした統計のデータを見比べてみたりしたら面白そう。

  7. 日韓中における青年の自尊感情と仮想的有能感
    日本は自尊感情が低く、仮想的有能感が高い。韓国は自尊感情が高く、仮想有能感が低い。中国は自尊感情、仮想有能感ともに高いという結果になった。

    個人的コメント
    仮想的有能感に関する書籍を一度読んだことがあるが、なんとなく人を見下してしまうけど、いざ自分が矢面にたつのは避ける的な。これって日本人というより割と5番的要素も強いのかなぁとか思っていたけど、とりあえず中国が両方とも高いということに関してはエニアの8を中国に例えた事例は秀逸ということか。

  8. 青年期男子が抱く「理想の女性のイメージ」
    男性は結婚、交際ともに癒やしの要素を強く求めている。一方性的魅力は恋愛で、良妻賢母は結婚で重要視される要素となっている。

    個人的コメント
    何をもって癒しとするのかは不明だが。あんまりこの辺は研究成果と自分のイメージが合わないというか。なんかもっと複雑で、かつ単純な気がする最近。

  9. 娘に嫌われる父親
    2004年と比較して父親に好意的な娘が増えている。娘との関係改善には娘の話をよく聞く、家族で過ごす時間を増やす、母親を大事にするなどが重要であった。

    個人的コメント
    うちの父親は姉とゴルフを通してコミュニケーションをとっています。

  10. 共感的なひとはあっちむいてほいに負けやすいか?
    初対面では愛情、喜び情動伝染が高いほど負けにくく、顔見知りでは悲しみ、愛情の感情伝染が高いほど負けやすい。また、初対面では抑うつが高い程負けやすく、活気が高い程負けにくい結果になった。

    個人的コメント
    これおもしろいなぁ。なんでだろう。相手を巻き込むのが愛情とか喜びのようなものであり、相手に巻き込まれるのが悲しみであったり愛情なんだろうか。愛情って取扱い注意ですねw

 

 というわけで、勝手にトピックをもらってきて私見を書いてみました。

 心理学っておもしろーーーーい!

 楽しい休憩時間でした。(疲れた