コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

やっぱり上に行く人はすごいやー。

 昨日は会社の常務と大学の先輩後輩という縁で食事をさせていただきました。

 といっても、その方筑波大学の1期生ということで、もはや先輩後輩なのかというぐらい歳は離れています。なんなら娘さんは僕の姉より10個年上です。

 簡単に感想を言うと、とにかくすごかった。

 いくつかすごいと思った点はあるのですが、そうすると3時間の垂れ流しになってしまうので、ポイントだけ。

 ①筑波大学の先輩(一期生)として

 ②その人自身として

 ③その人の姿勢について

 始業前あと20分で書けるでしょうか。(自分の都合w

 

 ①筑波大学の先輩(一期生)として

 まず、何よりも感じたことがその人は筑波大学を「創った」側の人で僕はその作られたものに「従った」ということです。特に筑波大学での日々はそうだったでしょう。

 まだ、何も整備されていないとき、サークルなんてもちろん存在しない。先輩もいない。学園祭もない。学部だって少ない。(当時入学者は600人だそう)

 そんな中、応援団を作るために旗やら太鼓を新聞社に寄贈させたり、土地成金の爺様がたから麻雀して巻き上げてみたり、お金が無くなったら建設中の大学で土木したり、それでいて政治の「学問」としての面と「実際」の面を学んでいたり。

 月並みな言い方ですが「道を切り開いていく」人でした。こういう先輩が大学を作ってきたと思うと、自分の大学時代が恥ずかしくなったりもしますが、それはそれとして、そこはまだ自分では噛み砕けていないのでしょう。

 ②その人自身として

 「人生とは恋をすることだ。」その人が至った結論みたいです。最初はその上の部分を聞いていたので、「変わった人だなぁ」と思っていたのですが、深く聞いてみると中学一年生の時に自分の人生に悩んで哲学書やら宗教書、歴史書などを読み漁ったんだそうな。そして中学三年生の時にそれを悟ってからは、もう爆進してるみたいです。人生を。

 正直スケールが大きすぎてどこまで自分の参考になるのかわかりませんが、男女に限らず、人に限らず何かに興味を持ってそれを深めたりしていくことはすごく貴重だし、幸せなことなんじゃないかなぁと最近思っています。いつか芸術とかを愛でるようになるのでしょうか。僕は。

 

 ③その人の姿勢について

 何よりも貪欲です。そして、自信にあふれています。本を100冊は年間で読むそうです。また、歴史小説の見方もおもしろいです。歴史とは、誰かにとって恣意的に作られたものだと。もちろんその通りだと思うのですが、それこそ深く諸物を見なければわかりません。今まで1192つくろう鎌倉幕府だ。とかいろいろ教わってきたけど、それがいかに表出的なものであるか。そういったところの話とか、歴史の背景を知ろうという話。そういうのはきっと芸術にもあって、本当に好きな人はきっとその背景まで楽しめる人なのだと思いました。

 ちなみに、山本七平という方の本を進められたので、時間を作って読んでみようと思います。司馬遼太郎もあらためて面白そう。わくわく。

 でも、何よりも仕事で結果を出しているからその人はすごいのです。本を読むことは何かを俯瞰的になることで得られるものがある。本の疑似体験で終わらせる人生はもったいないよ。と。まさにその通りかもしれません。

 

 と、ひたすらとりとめのないことを書いてしまいましたが、もうちょっと自分の中で整理しないとですね。

 さて、今日もはじまります。