コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

思えばきっと相当にアウトローな一年間だった。

 昨日は後輩と会ってきました。

 そんな中、話していてもやもやしていることとか聞いてて改めて、自分について考えてみました。説得の仕方とか人に影響されることの意味とかなんとかいろいろとまとまらなそうなので、ただ単純に始めた今の心境を思い出してみよう。

 

 思えば、大学4年目の最後の一年を、ほかの人は遊んだり楽しそうなことが一番優先高くなる時期に、もういわゆる就活用の「頑張ったエピソード」なんてまったく必要ない時期に、わざわざ時間かけてまで東京に行って、わざわざ人を集めて、そんなに仲良しというわけでもない後輩に、時には白い目で見られながら。思えばずいぶんアウトローだったかもしれません。

 

 「就職支援活動してます!」

 

 なんて、一言ではなかなか理解されません。それも世間一般のいわゆる「すごい」学生ならまだしも「普通の」学生がいきなりそんなことを言うんです。まぁ、「普通だから」意味があったと今は思っているんですが。

 意識高いぶってるんじゃないかって思われたりもします。きっと。

 やってるほうは、大学生活の中でも一番目的意識をもってやってる活動だって思ってるし、意味のあるものだと思っている。思っていた。

 

 でも、まぁ、大概の活動ってそういうものなんだろうな。

 新しく何かを始めるときは、自分の中で何か強く突き動かすものがあって、もしくは誰かに突き動かされて始まっていくんだと思う。そしてそれに大衆の理解は必要ないけど、理解者は居て欲しい。

 

 今思えば自分は「うまく騙された」と思う。そして、「騙されて良かった」とも思う。思ったより大変だったし、犠牲もあったけど、自分の不甲斐なさにも何回もあったけど、だから「騙されて良かった」と思う。

 

 なので、今度はきっと「うまく騙す」ことも大事なのかもしれないと思っていた。それはちゃんと向き合ったうえで成り立つものだとも思っていた。でも、どこかで無意識に、時には意識的にすべてを見ることからは避けていたかもしれない。

 それが良かったのか、悪かったのかは分からない。

 でも、そこから学んで次に進むことはできるはずなのです。それは、行動を起こしたから。振り返ることのできる環境があるから。

 

 答えや正解はきっとどこにもない。自分は強く強制することはできない。もう、主役じゃないし責任者でもないからね。

 

 だからこそ、これから自分がどう振り返って、どうしていくかということを考える、実行することをきっと教えられたのだ。

 

 それはきっと、まだ見ぬ明日のために。