コバルトブルーからの飛翔

とりとめのない現実について書いていくブログ

2013.04.24 淡路島17日目〜さらば、嵐の淡路島〜

 淡路島での日々も今日で終了です。ちなみに雨風が本当にやばいです。

 朝はびゅーびゅーという音で目が覚め、果たして農家さんのトンネルや野菜達は大丈夫なのでしょうか。。。

 せっかくなので、最後の提出用の研修所感をそのままコピペして、このブログでの淡路島日誌の最後にしようと思います。一部でも読んで頂いた方々ありがとうございました。

 報告用なのでよさそうなことを書き連ねておきました。

 

 ここで学んだことの本当の振り返りはまた後ほど時間が経ってから噛み砕いて気付いた時に立ち戻れば良いかなーと、思っております。

 

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 淡路島での17日間は本当にあっという間でした。ここで一番に学んだことは、「組合員あってのJAであり、JAあっての全農である。」という平塚研修で言われたことが、実体験として感じることが出来たことです。

 

 私は、あわじ島での研修にあたって、仕事、土地、文化、食事様々なものを貪欲に吸収することを目的としていました。私に限っては、無事体調を崩すこともなく、仕事自体も学び多いものであり、南あわじ市を散歩したりすることもすごく重要な経験だったと思います。

 やはり、ただ業務を行うだけでは得られない気付きが、土地を歩くことで新たな疑問が生まれ、それを支所の方々に質問することでどんどん自分の知識や思考にプラスになっていると感じることが出来ました。「社会人は一生勉強」と言われるのは創りだした時間を自分なりにどうアンテナを張って行くかを模索することから、それこそが勉強の始まりなのではないかと感じました。

 

 もう一点、人と話すことで、一つの目標に向かって団結していながらも、それぞれの立場で、それぞれ個別の価値観を理解したい、尊重したい。と思うようになりました。

 それは、これまでのJAとしての発展の形への感謝とともに、これからはまた新しい事業を仕掛けて行かなければならないことにも繋がると思います。ついつい僕ら新入職員はこのJAという巨大な組織があるものとして入会してきてしまいますが、その時にどのようにして発展してきたのか、どんな事業を行った成果なのか、その時の時代背景や人の情熱が今を創っているということを忘れてはいけない、もっと知らなければいけないのだと痛感しました。

 そのため、もっとこのあわじ島農協の生い立ちや現状を知りたいという欲であったり、名残惜しさもあります。色んな方によくして頂いて、社会人のスタートは本当に人と土地に恵まれた日々でした。

 

 そんな中、私があわじ島農協にきて一番印象に残っていることは(株)アグリアイランドで行った研修です。

 その日、午前中を使ってトラクターで畑を耕し、マルチを張り、そこに手作業でとうもろこしの種を植えて行きました。そして、午後は水やりをしたのですが、それらは全て風で飛ばされてしまいました。(株)アグリアイランドの部長さんは「これも経験」とおっしゃっていましたが、それだけ農業が難しく、また、新しい事業を作って軌道にのせることがいかに難しいかということを痛感させられた日でした。

 

 これからは全農マンとして、自分の責任で当事者意識を持って取り組む日々が始まります。JAあわじ島の部長さんからは「これからは戦いの日々だ。」と食事会の席で教えて頂きました。今は17日前より少しだけ戦いへの準備が進んだ気がしています。

 

 どんな戦いになるのか、そこで自分は何が出来るのか。今はただはやく仕事がしたい、思う存分やり切ってみたいという想いです。

 

 この淡路島での17日間を通じて、自分なりにJAの課題や全農の課題を考え、現地の方々と話すことで深める機会に恵まれたと思っています。

 これからも、そういった問題意識を共有できるような関係でありたいと思うとともに、そんな課題を解決できるような社会人になります。

 

 このような機会をいただけて本当にたくさん勉強になりました。

 ありがとうございました。